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カルチャースクールの集客方法(新規・リピート顧客の獲得)と便利なサービス&ツールのまとめ
個人で経営されているヨガ教室やフラワーアレンジメント、語学スクール、料理教室など、小規模なカルチャースクールのための集客方法として「新規顧客獲得」「リピート顧客獲得」のそれぞれのコツやポイントと、活用したいサービスをご紹介しています!
新規顧客獲得
自分のスクール・教室のことを全く知らない方に、どうやってお問い合わせしていただくか?
初回お問い合わせや参加のお申込みまでの大まかなプロセスは
1:何かを習いたい!と思う
2:自分が習いたいことを教えてくれるスクール・教室を探す
3:あなたのスクールのことを知る
4:あなたのスクールが他よりも良いということを理解する
5:お問い合わせしたり、見学に訪れる
という流れでしょう。
以下では、この流れに沿って、活用したいツールと、活用ポイントをご説明いたします。
①ホームページ
上記のプロセスのうち
2:自分が習いたいことを教えてくれるスクール・教室を探す
3:あなたのスクールのことを知る
4:あなたのスクールが他よりも良いということを理解する
をホームページでカバーすることができます。
特に、「4:あなたのスクールが他よりも良いということを理解する」についてホームページを見ただけで理解していただくということが、最も重要な点です。
他のスクールや教室よりも良いと思っていただけるホームページを作成するためのポイントは、
「5W1H(Why/Who/What/Where/When/How)」
で考えてみることです。
効果的なホームページに必要なページ
▼コンセプト、メッセージ、想い、こだわりなど(WHY?)
・なぜこのスクールや教室を提供しているのか?
・どんな思いで生徒さんと向き合っているのか?
・通っていただいている生徒さんに、どうなっていただきたいのか?
など、スクールが提供するサービスに対するこだわりや思いを「当スクールのコンセプト」「生徒さんへのメッセージ」といったページで表現すると良いでしょう。
講師業は、生徒さんに何かを教える立場である一方、生徒さんはお客様でもあるため、サービス業としてしっかりと接客をしながら、生徒さんにスキルや知識を身につけていただくことを表現しましょう。
▼独自のサービス、強み、差別化、他社との違い(HOW?)
・他のスクールとの違いは何か?
・自分の教室が他の教室に負けない強みは何か?
・それらは、どうやって実現できているのか?
・それらは、生徒さんにどんなメリットをもたらすのか?
など、他スクールと比較した自分のスクールの強みや差別化を「当スクールの強み」「選ばれる理由」「教室のこだわり」といったページで表現すると良いでしょう。
「当スクールの強みは◯◯です!」で終わらず、「当スクールの強みは◯◯です!なぜなら△△だからです。」と根拠となる部分までしっかりと打ち出すことが重要です。
例えば、講師の方の受賞歴や珍しい資格(日本に◯◯人しかない!など)、メディアで紹介された実績などは、他にはない強みの根拠になります。
▼講師、スタッフ(WHO?)
・どんな講師が教えてくれるのか
・講師や先生の経歴は?どんな専門性があるのか
・講師以外のスタッフはどんな人たちなのか
・スタッフ教育はしっかりされているのか
など、どんな人が授業やサービスを提供するのかを「講師&スタッフ」「先生の紹介」などのページで表現すると良いでしょう。
可能であれば講師やスタッフの笑顔の写真を掲載しましょう。スタッフ写真が難しい場合、少なくとも講師や先生、代表者の顔写真だけでも掲載することをオススメします。
▼教室、スタジオ、設備(WHAT?)
・どんな教室で授業を受けるのか(内観やインテリアなど)
・どんな設備や利用できるツールがあるのか
などを「教室紹介」「インテリア」「スタジオ案内」などのページで表現すると良いでしょう。
とくに専門的な道具や設備が必要なスクールの場合は、どんな道具や設備を使っているのかが気になります。また、着替えが必要なアクティビティ系スクールの場合には、更衣室やシャワーの雰囲気などが重要視されます。
▼立地・アクセス(WHERE?)
・どこにスクールがあるのか?
・どうやって行けばよいのか?
などを「地図&アクセス情報」「スクールまでのアクセス」などのページで表現しましょう。
最近はGoogleMapを埋め込めば地図はすぐに表示できます。
住宅街の中にあるスクールや教室など、特にわかりにくい立地の場合は、駅や主要な場所からの道順を丁寧に説明することをオススメします。
また郊外にあるスクールやスタジオなどであれば、駐車場の有無や駐車可能台数なども記載があると、初めて来校される方の安心につながります。
▼受講日・コースなどの開催時間(WHEN?)
・コースはどんなスケジュールで開催されるか?
・通いたい時に通えるスクールの場合、休日はいつか?
・予約はできるか?予約が必須か?
などを「コース案内」「受講時間」などのページで表現しましょう。
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィークなどの長期休暇、スタッフ研修といった不定休情報をしっかり発信できるように「お知らせ」などスクール内で更新できるページを作っておき、最新の情報をしっかりお届けすることが重要です。
②ネット広告
新規顧客のプロセスのうち
2:自分が習いたいことを教えてくれるスクール・教室を探す
については、ホームページだけでもカバーすることができますが、さらに強化するために「ネット広告」を活用することも有効です。
ネット広告には、主に以下の2つの種類があります。
※いずれの場合も、カバーできる範囲のエリアに絞って広告を配信することがポイントです。
キーワード(検索ワード)
特定のキーワードを検索した際に表示される検索結果のページ上部に、スクールの広告を出すことができます。
「2:自分が習いたいことを教えてくれるスクール・教室を探す」=「何か自分(や家族)が学びたいことがあり、その学びを提供してくれる場所を調べている人」に対して、あなたのスクールの広告を表示させることができます。
このような人が検索しそうなキーワードとしては、
ヨガスクール、英会話教室、料理教室など、自分が習いたい「教室名」
と
世田谷区、神戸、福岡市などの「エリア名」
を組み合わせて検索されることが考えられます。
あなたのスクールにがカバーしている「エリア名」と「教室名」の組み合わせで検索された際に広告を表示させると効果的です。
サイト内広告
特定のページまたは、特定のトピックに関心がある人がニュースサイトなどを見ている時に広告を表示させることができます。
「2:自分が習いたいことを教えてくれるスクール・教室を探す」=「何か自分(や家族)が学びたいことがあり、、その学びを提供してくれる場所や教室、習い事に関するページを読んでいる人、情報収集している人」に対して、あなたのスクールの広告を表示させることができます。
このような人が見そうなページとしては、
「特定のエリアの教室に関するページ(まとめページなど)」「自分が習いたい習い事に関するページ」「同じ習い事を習っている人や習ったことがある人のブログ」
などが考えられます。
上記のような内容のページにあなたのスクールの広告を表示させることができます。
また、上記のようなページを何度も見ていて、特定の習い事に高い関心を持っている人に絞って、あなたのスクールの広告を表示させることもできます。
いずれの場合でも、新規顧客となる可能性が高いユーザーに絞って広告を表示させることができるため、効果的です。
また、一度自社のホームページを見たことがある人だけに広告を表示させる方法(リマーケティング広告)も効果的です。
検索広告やサイト内広告を利用して、ホームページへのアクセス数を保証する「sumabiのアクセス保証サービス」はこちら >>
③ポータルサイト
自校のホームページを持たずに、習い事系のポータルサイトに掲載して、そこからの新規顧客の獲得を行うこともできます。
習い事系ポータルサイトといえば「ケイコとマナブ」が有名ですが、それ以外にも趣味に特化したポータルサイトや個人のスキルや時間を提供するためのサービスなど、新しいサイト・サービスも人気が高まっています。
習い事・教室系ポータルサイト・口コミサイト
ケイコとマナブ
https://www.keikotomanabu.net/
趣味なび
EPARKスクール
大人の家庭教師
先生と生徒を直接つなぐサービス
ストアカ
https://www.street-academy.com/
TIME TICKET
リピート顧客(継続来校)獲得
一度お問い合わせや体験入学をされた生徒さんやすでに通われている生徒さんにご満足いただき、継続して通ってもらうことも重要なポイントです。
提供する教室の内容を高めることは大前提ですが、それ以外に活用したい便利なサービスやツールをご紹介します。
①予約+決済
次回の受講予約を取ったり、事前にスマホから簡単に予約ができるなど、ネット予約はリピートや継続来校を促すのに効果的なサービスです。
予約システムだけでなく、予約と顧客管理、決済サービスが一体になったスクール専用のサービスなどもあります。
スクール・教室に特化した予約システム
Coubic(クービック)
Choice RESERVE
https://yoyaku-package.com/industry/school/
FreeLesson
Lesson First
業種を絞らない汎用的な予約システム
Airリザーブ
RESERVA
②再来店推進
定期的なイベントやキャンペーン、時期に応じたレッスン情報発信などをすることで、再受講を促すことができるでしょう。
以下のようなツールを活用することで、一斉・個別での情報発信が可能です。
LINE@
スマホでのコミュニケーションツールとして広く浸透しているLINEですが、LINE@という法人向けアカウントを活用することで、LINEでの情報配信が可能です。
また、スクールLINEと個人LINEでのメッセージが可能ですので、LINEで相談を受け付けたり、予約を取ることもできます。
LINE@の紹介とスクール・教室での活用事例
③情報発信
突発的な休日やコース時間の変更などはもちろん、生徒さんの役に立ちそうな情報やスクールとしての活動報告など、積極的な情報発信がスクールに対する良いイメージにつながり、継続利用につながるでしょう。
以下のようなツールを活用することで、スクール・教室からの手軽な情報発信が可能です。
ホームページ
ホームページの中に「お知らせ」「新着情報」「ブログ」といったスクール側で追加・更新ができるページを設置しておけば、手軽に情報発信ができます。
無料ブログ
もしすでにお持ちのホームページに更新できる機能がない場合は、無料ブログなどを活用して、ホームページとは別に情報発信ができるツールを利用しましょう。
無料ブログは知識がなくても簡単に開設が可能です。開設したブログには、ホームページから必ずリンクを貼りましょう。
Blogger
https://www.blogger.com/about/?r=1-null_user
Tumblr
LINE BLOG
※スマホアプリでのみ更新可能
https://www.lineblog.me/landing/
SNS(Instagram、Twitter、Facebook)
最近ではホームページやブログではなく、利用者の多いInstagram、Twitter、FacebookといったSNSを活用して情報発信を行うケースも増えてきました。
SNSを活用する際には、個人アカウントではなく、スクールのアカウントとして利用してください。
https://www.instagram.com/?hl=ja
④チラシ・パンフレット
インターネット以外のツールとして、スクール内に設置・掲示するチラシやパンフレット、ポスターなどで生徒さんの役に立つ情報を伝えることができます。
このような紙媒体の作成・印刷についても便利なネットサービスがあります。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。
スモールビジネスのオペレーションに使える!便利なサービスまとめ 「販促物」