どんな企業・店舗であるかをお客様に伝えたい。スピード感をもって、思い描いたホームページが完成した
INTERVIEW 2020.03.02 Mon.
東京都府中市にある安井ミート様。とんかつ割烹として長く地元の方々に愛されているだけではなく、市内の学校給食センターや介護施設への食肉卸としても信頼されています。
その中にあって、ホームページをどのように位置づけ、活用していくのか。代表取締役である安井様にお話を伺いました。
お客様は常に正しい情報を求めている。そのためにもホームページのリニューアルが必要だった
―まずはホームページをリニューアルしたきっかけなどをお聞かせください。
まずは弊社には実際の店舗と、業者向けの食肉部、ふたつの柱があります。そのことをわかりやすく伝えたいと考えたことが大きいですね。
とくに食肉部についてですが、官公庁などと取引する場合、まず先方はホームページを確認するんです。そこで、この会社はどういった会社なのか、安心して取引を以来できるのかを判断する。それに対応するページが必要だと考えました。
また、情報整理をしたかったという理由もあります。以前のホームページを作ったのはもう10年ほど前になり、私たちの側からは、ホームページの内容についての変更なども一切できない状態でした。
そこに、消費税増税にともなって金額を変更する必要が出てきました。加えて、店舗情報は食べログなどのポータルサイトにも掲載していますので、そちらを見たお客様からの問い合わせもあるんです。
―なるほど、金額に相違があったりすると、お客様は混乱してしまいますものね。
ええ。そういうことは防ぎたかったですし、さらに「ホームページに宴会の詳細を掲載しています」とご案内することもできます。加えてホームページの印象が良ければ、店舗に足を運ぶ後押しにもなりますよね。
食肉部にしろ、店舗にしろ、お客様は常に正しい情報を求めています。それに応えうるホームページが必要になった、というのが、今回リニューアルに踏み切った理由です。
「デザインが自分のイメージと合う」サンプルサイトや実績を見てそう直感した
―では次に、sumabiを選んだ理由をお聞かせいただきたいのですが…以前、ホームページを作った制作会社さんには依頼をされなかったのでしょうか?
それが、残念なことにそこがもう会社がなく…そのため当初は自分で、簡易的なホームページを作っていました。月額で1,500円ほどの費用がかかりましたが、しかしこれがまったく検索にも引っかかってこない。さらに、デザインもしっくりこなかったんです。
かといって、また何十万円もの費用をかけてホームページを作るのも…と悩んでいました。
そういったときにたまたま、sumabiの広告を見かけたんです。そのデザインを見て、「ここだ!」と直感しました。
―他社と比較はされませんでしたか?
しませんでした。実績も掲載されていて、その中に飲食店もありましたから、自社が作った場合どうなるだろう? という想像もしやすかったんです。
そして費用を見たら、前回のホームページの約半額。デザイン・費用、どちらから見ても当店に合うと感じました。
―費用でいえば、sumabiでは月額制の保守サービスに入っていらっしゃいますよね。
制作費はほとんどかからない、けれど毎月のランニングコストが莫大になるという制作会社も見かけていたので、保守サービスとして、データバックアップはもちろん、自分では編集できない部分の変更をお願いできるのは非常に助かります。
月に変更できる回数や箇所の上限があるとはいえ、以前のように「変更できずに困る」ということはなくなるのですから、納得のいくランニングコストだと感じています。
―実際に制作を行う中での感想をお伺いしたいのですが、弊社は福岡、御社は東京と距離もあります。やり取りで苦労された点などはなかったでしょうか?
確かに都内であれば、すぐに直接会って打ち合わせを…ということもできたのでしょうけれど、実際やってみても問題はありませんでしたね。
遠隔地ともやり取りをネット上で行う――というのは時流なのだとも思いますが、そのやり取り自体も勉強になりましたし、良いものは場所を問わず良いものなのだ、とも感じました。
また、御社の実績の中には私もよく知る会社があり、そういった点でも信頼できると考えました。
ホームページに関する資料を準備するのは依頼者の役割。だからこそ制作を「楽しい」と感じた
―ありがとうございます。そのやり取りは主にメールの往復だったと思いますが、そこで感じたことをもう少しお聞かせください。
ベースとなるデザインを決めなければならなかった時は、実際にサンプルのホームページがあるのでとてもイメージしやすいと感じました。
制作会社さんによっては「どんな内容もおまかせください」と言う場合もあるでしょうけれど、そう言われたとしても正直、どうしていいものか迷うものなんです。
―範囲が大きすぎて手にあまる、というような感じでしょうか。
そうですね。一方でsumabiはテンプレートがあります。それに沿って、たとえば「この部分には店内の写真を入れたほうが良いのでは?」とそちらからご提案いただけます。
雑多な情報からなんとか大きく形を整えていくのではなく、決められた形の中にイメージを当てはめていく。だからこそ、自分の中にあるホームページ像と齟齬がないように感じていました。
―とはいえ、sumabiではテキスト作成などは依頼者の方へお願いしています。そういった負担は感じられませんでしたか?
感じませんでした。先ほど申し上げたように自分で簡易的なホームページを作るくらいには、自分で作ってみたいという思いもあったんです。
ただ、いかんせん素人なので、デザインなどは思い通りになりませんよね。そこをカバーしてくれるのがsumabiのデザインですから、掲載内容をきちんと伝えることこそが、依頼者の役割ではないかとも思うんです。
自分の会社、自分がやっている事業ですから、内容は誰よりも承知しています。それを他人におまかせするのではなく、自分の手でテキストなどを多少なりとも作ったほうが良いと考えていました。
―制作担当者からは「完成度の高い資料が送られてきて、とても助けられた」とも聞いています。私も拝見しましたが、イラスト画像などもあってとてもわかりやすく、驚きました。
ちょうど、官公庁などに向けた資料を作っていたタイミングだったというのもあるかもしれませんね。ホームページに関するものを準備するのは自分の仕事の一環として考えていましたし、結果的にスタッフとのコミュニケーションが生まれるきっかけにもなりました。
―と、言いますと…?
代表取締役 安井 健浩様
スタッフ紹介ページの写真なんですが、「もっといい表情に撮り直してほしい」とか注文が来るんですよ。おかげで製作時には写真の差し替えをお願いすることもありました(苦笑)。
しかしそうやって作っていると、自然と「楽しい」と思えました。ホームページを作りながら、そう思えたのは印象的ですね。
テキストなど、こちらで用意するものを送付したり、また修正のお願いをしたあとにそちらから連絡があるたびに、思い通りに仕上がっている――最初にsumabiを見て、デザインが合うと直感した、その感覚通りのデザインで表現されているページを見ると、率直にとても嬉しかったんです。
しかもレスポンスも速いため、安心してお願いできます。スピード感をもって、私が思い描いていたホームページが仕上がった、という印象です。
「この店に行ってみよう!」お客様にそう言ってもらえるホームページでありたい
―ありがとうございます。リニューアル後、何か変化を感じられていますか?
そうですね、現在(2019年11月)はまだ大きな変化はないのですが…しかし、やはり新規のお客様が増えているのでは、と感じています。
当店は常連のお客様が多いんです。けれど、リニューアルしてから「最近、電話での問い合わせが増えた」「今まで見かけたことがなかったお客様が増えた」とスタッフからも聞いています。
―ということは、食べログなどのポータルサイトから検索した方が、ホームページを閲覧し、足を運んでみようと思い至った…ということでしょうか。
そうだろうと考えられます。ホームページの印象が良ければ、来店への後押しにもなるだろう、と最初にも申し上げましたが――当店が内装が見えにくいつくりになっていることも課題のひとつだと感じていました。
もちろん常連のお客様でしたら、店舗のつくりなどは来店へのハードルにはなり得ません。けれど、「たまたま食べログで見かけた」という方は、当店がどのような店舗で、どのような商品を提供し、どのようなスタッフがいるのかはご存じない。
ホームページを通して正確な情報を届けたいという考えが、「新規のお客様増加」という結果として見えてきているのではないかと思います。
―それは制作側としてもとても嬉しいです。先ほどお店にもお伺いしたのですが、ランチタイムが始まったばかりだというのにほとんど満席でしたね。入り口前には座席待ちの方もいらっしゃいましたし…。
ありがたいことです。そういえばいらっしゃった時に、小学生が何人もいたのにはお気づきでしたか?
―はい。もしかしてお店見学などでしょうか?
そうなんです。小学生の社会科見学や、府中市内の中学校4校ほどの職場体験も受け入れています。
対象が常連のお客様であれ、官公庁や市の教育の場であれ、「正確な情報を求める」という点は変わらないでしょう。やり取りでの適切な誘導や、自身で作成した文章などを踏まえ、sumabiでの制作はそれを見事に表現してくれたと感じています。
今後は保守サービスなども活用しながら、ホームページを通じて当店の良さを発信していきたいですね。
―ありがとうございました!
ホームページURL:https://yasui-meat.com/