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学習塾は新たな経営スタイルで事業成長をしている? ~中小の学習塾でもすぐに始めることができる経営存続のための運営スタイルとは!?~

COLUMN 2020.12.03 Thu.

これまでの学習塾は生徒に教室まで通ってもらい、皆で一緒に紙の教材を利用して学ぶことが多かったのではないでしょうか。

しかし、コロナ渦で学校や学習塾が休校となり、「オンラインでの指導ができた学校・塾と、できていない学校・塾を比較すれば、教育内容に差が生じていることは否めない」と文科省も提言しています。

オンライン指導の実施を行うことは生徒にとって、情報活用能力の育成を実現する他、
学習塾にとっても教員の時間短縮や紙・印刷などのコストが削減され、結果として塾経営の改善・向上に繋がります。

 

 


 

▼目次

  1. 1.生徒の学習環境の変化
  2. 2.学習塾の課題
  3. 3.コロナ危機をチャンスに変え成長している学習塾の取り組みとは
  4. 4.売上確保・伸長していくには

 


 

生徒の学習環境の変化

これまでは教科書やノートなど紙を使っての勉強が主でしたが、コロナの影響を受けタブレットやPCを使用した学習が学校・塾ともに行われてきております。

文部科学省でも教育の質向上を目的とし、ICTを活用した教育体制の構築に注力しており必要な経費については、単年度1,805億円の地方財政措置を講じることとされています。
学習塾でもこれまで当たり前のように教科書やノートを使用してきたと思いますが、社会の変化に合わせて塾運営のスタイルを変化させていかなければいけない時代になりました。

 

ICT教育環境の整備

ICT教育環境の整備をすることで、時間や空間を問わずに、音声・画像・データ等を蓄積・送受信できるという時間的・空間的制約を超えることが可能になります。

現代の子どもたちは小さい頃からYouTubeやゲームに慣れ親しんでいて、スマートフォンやタブレット、パソコンの操作に苦手意識を持っている子は少ないです。
逆に何回かタブレットも扱えば、大人よりも簡単に操作方法を覚えてしまう程です。

生徒もタブレットやパソコンを活用した学習に慣れていますので、学習塾も時代についていくようにしましょう。

現に通信教材などではひと昔前は紙を使っていましたが、今ではタブレットになっています。
通信教育の教材を契約するのと同時に、タブレットも一緒に付いてきて、そこで採点されてわからない部分は指導を受けられるのです。
タブレットを使うとこれまでの詰め込み教育とは違い、理解できていない部分を自動で判断して弱点部分を克服できるように教えてくれるという機能もあります。

また、先生1人に対して生徒数が多いと自分だけでは対応できなくても、タブレットも先生代わりになるため、成績の向上につながりやすくなります。

 

 

学習塾の課題

学習塾業界にとって脅威となっているのはスマートフォンやタブレットで手軽に動画授業が受けられる月額課金サービスと言われています。

学習習慣をつける、モチベーションを切らさずに仲間と切磋琢磨する、個別指導を受けるといった学習塾ならではのメリットがあるとはいえ、時代の変化に合わせた塾運営をしていく必要があるでしょう。

 

 

コロナ危機をチャンスに変え成長している学習塾の取り組みとは

コロナ渦で生徒の退塾や新規入塾の伸び悩みを抱えている学習塾もある反面、コロナ危機も乗り越えて成長している学習塾もあります。

成長している塾の経営スタイルには下記のような特徴があります。

  1. 1.生徒・保護者の満足度が高い
  2. 2.集客スキルが高い

 

1.生徒・保護者の満足度が高い

コロナ禍の中、通塾している親御さんが
「学校が再開するまで休会したい」
「対面の授業だけなのであれば感染リスクがあるので退塾or休会する」
等の理由で生徒数が減ったという学習塾の話を聞きます。

しかし、

  1. ・満足度が高い
  2. ・コロナ禍でも柔軟に授業スタイルを変化

といった学習塾は総じて生徒・保護者の満足度が高く、生徒数が横ばいもしくは少し増えたというお話もありました。

つまり、如何に保護者・生徒のニーズに応えつつオンラインと対面授業の織り交ぜて学習状況を把握、保護者・生徒とコミュニケーションを取っているかで顧客の満足度が違い、結果として在籍生徒の数に影響しているのです。

また、密に保護者・生徒とコミュニケーションを取っていると、通塾している生徒の学習意欲や成績の変化、ちょっとした保護者・生徒のニーズが変わってきていることがわかります。

今回のコロナにより7割以上の学習塾が、オンライン授業の導入や導入検討しているそうですが、オンライン授業は、全てをオンラインに置き換えるために活用するのではなく、「保護者・生徒のニーズにどう対応して活用していくか」が重要であり、映像授業を活用しながら、生徒のフォローアップをしていくことで、生徒とのコミュニケーションを活性化させるでしょう。

とは言っても、

  1. ・コロナ禍で業績に悪影響があり投資はできない
  2. ・オンライン授業の準備や新しいシステムの使い方を覚えるので大変
  3. ・色々新しいツールを検討しているが操作が複雑そうで手が出せない
  4. ・新しいコンテンツを作るのは難易度が高そう

などそれぞれの課題があると思います。

そこでそれらの課題を解決する手法の一例をご説明できればと思います。

 
まならぶる

 
スマートフォンの普及率が上がったことにより、
気軽に動画を撮影してYouTubeにアップロードする手法を取り入れている学習塾は多くなってきていますが、
まならぶる」を活用することで、
塾運営における「経営」と「現場」の課題を解決し、顧客満足度を向上することができます。

 
【主な機能】

  • 生徒一人ひとりの学習状況を可視化でき、コミュニケーションの活性化を実現
  • 生徒限定で動画配信ができ、動画で予習や復習を行うことで生徒の成績向上効果がある
  • 生徒や保護者へお知らせ配信ができるため、先生の労働時間短縮につながる

※IT導入補助金認定のツールのため、費用面の負担も少なく始めることができます。
詳しくは「まならぶる」を御覧ください。

 

2.集客スキルが高い

これまでの学習塾は口コミや紹介、チラシなどで生徒の集客を行っておりましたが、現在の塾生の保護者となる世代の多くは、インターネットとスマートフォンを日常的に使用し「情報収集はインターネット」というのが当たり前の年代であり、保護者の方は塾を探す際もインターネットで塾の情報を仕入れ、見学会や体験指導、イベントなどのスケジュールも把握しております。

仮に、興味を持った塾にホームぺージがない状態やホームページの情報が少なければ、塾に対して不安視されてしまいます。

保護者が気にするであろう下記の項目を踏まえHPの制作・運用をしていきましょう。

  • 月謝やテキスト代、その他かかる費用
  • 学習塾の教室や受付、外観の写真や雰囲気
  • 塾長や講師陣の顔写真とプロフィール、人柄
  • 正しい進学実績(全体ではなく通う塾だけの実績)
  • 実際に通っている生徒の成功体験取材
  • キャンペーン情報や、自塾の強み

 

 

売上確保・伸長していくには

学習塾が長く生徒に選ばれて売上も確保するためには、いくつかしなければいけないことがあります。

 

問い合わせ経路の確保

まずお問い合わせを受ける際の経路の確保は重要で、興味持った保護者を逃がさない工夫が必要です。
営業時間の電話問い合わせだけだと時間に限りもあり、聞きたいときに聞けないとなってしまいます。
ホームページ上にお問い合わせのフォーム、メール、余裕があればチャットやLINEなどさまざまな経路があると良いでしょう。
塾が休みの日でもLINEであればやり取りもしやすいですし、質問する側からしても気軽に話を聞けるイメージがあり好印象です。

 

退会数の減少

退塾の要因として挙げられるのは、成績が伸びないことや先生・生徒でのコミュニケーション不足を理由にすることが多い傾向にあります。
そこで、オンライン(動画)授業を通じて生徒の学習能力を可視化することにより、個々に合わせたコミュニケーションをとることが可能になり、結果として成績の向上を実現できます。

 

オンライン授業

オンライン授業を取り入れているというのは、保護者にコロナのような時代でも家で問題なく勉強ができるという安心感を与える反面、オンライン授業だけ行っている塾は学習の定着率が低いという声を聞きます。

オンライン授業を取り入れてニーズに応えることは大事ですが、生徒の手元が見えないオンライン授業のデメリットを如何に対面授業との融合授業でカバーするか?対面授業のコロナ禍におけるリスクをどう軽減させるか?

これらのメリットデメリットでバランス良く使い分けることで、外部からの印象も「新しい取り組みをしている」「コロナ禍の中でも企業としてしっかり対応している」となり、売上向上に繋がるでしょう。

 

質の良い授業構成と先生の働き方改革

学習塾の先生は業務量が多く、働き方改革がしにくい環境です。しかし、これまでお伝えしてきた通り、学習塾のICT化を行うことにより、紙媒体の書類や問題を用意していた先生にとって、電子データでの準備に変わると非常に時間を短縮できます。

また、インターネットを利用して、情報を早く集め、教材を作成することができるので、短縮した時間で授業の質も向上します。

新たな取り組みを行うことや、これまでのやり方を変えることは一見ネックに思われることが多いです。しかし、自身の周りでも携帯電話からスマートフォンに切り替える人が増えたり、政治家の方がSNSを活用して宣伝活動をしていたりと、多くのモノ・コトが社会の変化に合わせて、手法を変化させております。

これまでの塾運営では今後の経営継続が難しくなる社会になってきた今、塾運営の方法を変えるべきではないでしょうか?

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